Regrets Only

今年の選抜高校野球大会に出場が決まっていた駒大苫小牧高校(北海道)野球部の、
3年生部員10人が卒業式後に市内の飲食店で飲酒、喫煙していた事が分かり、
同校は大会出場を辞退し、校長は辞職、監督と部長は辞任した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060304k0000m050081000c.html
弁解の余地無し。
夏の甲子園2連覇中で、春も優勝候補の筆頭ではあったが、
そもそも去年の甲子園大会中、野球部の暴力事件を隠蔽し続けていたので、
春出場する事自体がおかしかった。


問題を理解してない人があまりに多い事にも驚いた。
さすがに大手マスコミにはいないようだが。
事は補導された卒業生だけの問題ではなく、その野球部だけの問題でもなく、
その高校だけの問題でもない。
高校野球というもの自体の存在意義に関わる。
なんせ優勝した大会に出場していた選手が補導されているのだから。
高校野球というのはあくまで教育の一環で、
その教育で最も成功した、最も模範となるべき生徒がこの様だ。
「脳みそまで筋肉の詰まってる輩」が出場し、更には優勝し、
あまつさえそれが許容されるようでは、この教育法の失敗を意味する。