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昨日で7場所連続となる全場所優勝と史上最多年間勝ち星を決めていた横綱朝青龍が、
千秋楽でも大関千代大海を寄り切り、今年84勝目を上げた。
考えられない記録。
今後破られる事はないだろう。
強さもあるしライバル不在もあるが、一度も怪我をしていないというのが、
朝青龍の体の強さ、相撲の強さを示している。


しかし、大相撲人気自体は低迷しているという。
その昔、今の朝青龍並に圧倒的な強さを誇った第48代横綱大鵬の時は、
「巨人、大鵬、卵焼き」と言われるほどの大人気だったし、
将棋の羽生善治が7冠独占したり、競馬の武豊が7割以上のGI連帯率を記録した時のように、
恐ろしく強い天才が現れると競技自体の人気も上がるのが相場なんだが。
日本の国技を外国人が制するというのがダメなんかな。(大鵬もハーフだったんだけど)
まだ大相撲は文字通りの格闘技・スポーツとは見なされていないんじゃないだろうか。
日本人は何でも「道」として捉える所があるんだよな。
野球とベースボールの違いもこれだ。
今の時代、これをあんまり重視し過ぎても活性化できないと思うんだけど。