Emerging Virus

面白そうなストーリーを考え付いたんだが、
こういうのって公に発表しないと知的所有権は主張できないんだっけ?
せいぜい小ネタぐらいしか書けない自分にとってはあまりにもスケールが大きく、
細かい所まで矛盾無く話を作るのはかなり大変そうなんだよな。
面倒だから誰かに書いてほしいんだけど、どうしたもんか。


ジャンルはSF。
20世紀の人口爆発は生物学的に見ても明らかに異常で、色んな所で警鐘が鳴らされた。
んで、今は増加率も下がってきている。
ガイア説とホメオスタシスの観点から言うと、人口を減少させる力が加わるはずで、
近年エイズやエボラなど致死性の高い感染症が現れたのはその力が働いたせいだ、
という説も聞いた事がある。
ただ、宿主が死ぬのはウィルスにとっては都合が悪く、
世代を経るにつれて致死率は下がってくるとも聞く。
生物兵器として殺人ウィルスが開発されたとしても、いつまでも脅威たりえるかは疑問だ。
では、致死性の低い感染症人口を減少させるとしたらどうか。


害虫などの種の根絶には不妊処理がよく使われる。
治すのではなく、人工的に不妊にさせて放すと最終的には絶滅してしまう。
不妊は単に殺すのより遥かに効果があるのだ。
つまり、不妊ウィルスが現れると、これはかなりマズイ事になるんじゃないかと。
自覚するまで時間がかかるというのもかなりヤバイ。
気づいた時には世界中に蔓延しちゃっていて、逆隔離政策を採らざるを得ず、
種の保存が第一目的になっちゃって性倫理が完全に崩壊すると面白そうなんだな。
シミュレーションが難しいけど。
これと似たような話ってあるのかなあ?


実際、オーストラリアで害獣駆除のために不妊ウィルスが作られたという話もあるし、
ああいうのが間違って人間に効いちゃったというストーリーがいいかもしれない。
まあ、人為的にウィルスを作る場合はそんな間違いは起こらんように設計するんだけど、
それでも可能性はゼロとは言い切れない部分があるからね。