Chase the Chance

沖縄県知事選挙告示。
立候補者は下記の通り。いずれも新人。(名前は届け出順)


参院議員の糸数慶子(59)(無=民主・共産・社民・国民日本推薦)
琉球独立党党首で自営業の屋良朝助(54)
沖縄電力会長の仲井真弘多(67)(無=自民・公明推薦)


事実上、与党VS野党の一騎討ちとなる。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061102it01.htm
最近になってようやく、20年間放っとかれた新都心が完成し、
30年間放っとかれたモノレールも開通し、種々の事業が一つの形になってきた。
後は、那覇空港の拡張と飛行空域が制限される嘉手納ラプコンの返還ができれば、
沖縄は非常に強力で一体化したインフラを得る事ができる。
基地と引き換えの援助にいつまでも頼る事はできないので、
今度の知事でそこまでやってくれればいいんだけど。


元々、地理や歴史・文化などの条件的にはこの上なく評価は高いのに、
貧弱な経済基盤で、常に日本のどん尻に甘んじていた沖縄
野心と言うか、ハングリー精神の薄い県民性がそれを支えてきたわけだが、
しばらく見ない間に随分と変わったもんだ。
現職である県財界出身の稲嶺惠一(自民推薦)が、
今まで沖縄に足りなかった「実現する力」を見せてくれたという事か。


「夢は見るもんじゃない、叶えるものだから」(by 安室奈美恵


一方、野党側候補は十年一日のような相変わらずの「基地反対」一辺倒。
そうやって長年基地拡大を許してきたのが現実。
実現できない「物語」なんて、到底「政策」と呼べる代物ではない。
こんなに優劣がはっきりしている選挙はあんまり無いぞ。