Best-Timed Retirement

世界一の「YAKYU」を引っさげ、盛り上がりの中プロ野球が開幕した。
盛り上げ役と言えばこの人を置いて他にはいない。
北海道日本ハムファイターズ新庄剛志(登録名SHINJO)。
彼が、東京ドームでのオリックス戦の試合後、今季限りでの現役引退を表明した。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20060418i118.htm?from=main1
彼一流のジョークだろうとその時球場の誰もが思ったに違いない。
なんせ舞台は、その試合ホームランを2発も放ってのヒーローインタビューだ。


34歳といつの間にかベテランの域には入ってきたが、まだまだ人気も実力も衰えていない、
日本ハムの看板選手。
そんな彼がシーズン序盤での引退宣言なんて。
ついこの間のテレビ番組で、名物となっていた被り物は「もうやらない」と語り、
周囲を驚かせていたが、引退するという意味だったとは。


絶頂期で引退を決意するというのはなかなかできない事だ。
球界にとっては大きな損失。
しかし、第二第三の新庄が、プロ野球を盛り上げていってほしい。