Buzzword
今年最後の日記なので1年を振り返る。
自分の事を振り返ってもたいして良い事など無いので、
今年の日本はどうだったのかを流行語大賞を通して振り返ってみる。
http://www.jiyu.co.jp/singo/nominate2005.html
「戦後60年」
50年や100年の方がキリは良いのだが、60年は日本で言うと還暦に当たる。
これから「戦争の生き証人」がどんどん減っていく中、後世に何を残せるかが重要だ。
「NANA」「iPod」「第3のビール」「寒天レシピ」「スタンディング・バー」「脳力」
「ムシキング」「頭がいい人、悪い人の○○○」「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
「ちょいモテ、ちょいワル」
今年流行った商品。今年を象徴するという感じではないけれども。
「悪質住宅リフォーム」「フィッシング」「アスベスト」「官製談合」「日勤教育」
人災・事件。来年に残された宿題。解決しなければならない問題。
「ロハス」「打ち水大作戦」「MOTTAINAI」「クール・ビズ」「ホワイトバンド」
「癒し」はブームではなく定着したものになっている。世界の流れもそうなるだろう。
「圧勝」「富裕層」「おひとりさま」
ノミネートはされなかったが、「勝ち組・負け組」も流行った。
既に「一億総○○」のように画一化された社会ではなくなっている。
「かるくヤバイ!?」「なまら/せんない」
元々ある言葉を新しい感覚で使ったもの。言葉は生き物。
「くの一候補」「小泉劇場」「小泉チルドレン」「ポスト小泉」「刺客」「郵政民営化」
「ヒラリーマン」
自民党の「圧勝」で郵政民営化が実現し、日本総右傾化への懸念だけが残った。
「愛・地球博」「子育て支援」「食育」「平成の大合併」「女性専用車両」
政策や公共のもの。「子育て支援」の甲斐無く日本は「人口減少社会」に突入した。
「敵対的買収」「ホリエモン」「想定内」「村上ファンド」「ヒルズ族」
日本も欧米型の資本主義社会に突入した。今は金で戦争をする時代。
「のまネコ」「電車男」「ブログ」「鬼嫁」「ネット心中」
インターネットが普及し、メディアとしての優秀さを発揮し始めた。
しかし、誰もコントロールできないため、負のエネルギーも非常に高い。
「20XX年問題」
06年「ゆとり教育世代の大学入学」、07年「高級ホテルの過剰供給」、
08年「国債の大量償還」、09年「大学全入時代」、10年「団塊の世代の大量退職」、
11年「地上アナログ放送の中止」など。これからの5年間、日本は大転換期を迎える。
「ハードゲイ」「フォーーー!」「あざーす」「ジャンガ、ジャンガ♪」
「ハイ×5♪あるある探検隊♪」
今年受けたギャグ。レイザーラモンHG、アンタッチャブル、アンガールズ、レギュラー。
今まで流行語大賞を受けた芸人は見事に消えていったけど、どれだけ生き残れるか。
「ディープインパクト」「ボビーマジック」「JFK」
スポーツ界で大活躍したもの。健全な肉体に健全な魂を。
「○○タン」「メイドカフェ」「萌え○○」
アキバ(A系)ブーム。「電車男」で一気に認知された。
元々差別用語だった「オタク」も今ではあらゆるジャンルに及ぶと認識されるため、
差別対象として改めて再定義するためのもの。
この「どうしてもサブカルを認めようとしない力」はどこから来るんだろうか?