Block Votes

第56回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表された。
例年より多い計60組で、初出場は16組。
松任谷由実は30年以上も第一線で活躍している日本を代表する女性ポップシンガーで、
朝ドラ主題歌などNHKには縁があるのに辞退し続けていたが、今回初めての出場となった。
他に初出場組としては、渡辺美里、ゴリ、Def Tech、伊藤由奈らが今年の目玉。
ちなみに、今年唯一のミリオンである修二と彰は他局なのでアウト。


出場者の選定基準は、「1.その年の活躍、2.世論の支持、3.その年の企画」だそうで、
今年の企画は「スキウタ戦後60年」。
アンケート自体は前にも取っていたが、今回はそこで上位に入ったら出演交渉するわけだ。


視聴率では民放の合計に負けたとは言え、天下の紅白である。
当然のように組織票がバンバン入ってくる(もちろん対策はしてるが完全防止は不可能)。
有線どころの騒ぎじゃない。
中間発表では'90年以降の曲が77%、'00年以降の曲が40%を占めていたが、
最終集計では'90年以降が58%、'00年以降が30%にダウン。
操作したのだ。
しかも終了間際に大量の組織票が入り、集計方法から大きく変更してきた。
それでも古今のヒット曲に混じって「ハピ☆マテ」「Vestige」が入ってるのには笑った。
ジャニーズや韓流も組織票が酷そうだな。
まあ、成功か失敗かで言えば、大失敗だ。
スキウタでは「さそり座の女」すら入らなかった美川憲一も結局出てるし、
マンネリ打破は全く望めない。
良くも悪くもそれが紅白であり、視聴率は落ちるべくして落ちたと言えるだろう。


ところでスキウタには「桜(さくら)」以外は歌手名が無いのはさすがにどうかと。
紅と白に1つずつ入っている「キラキラ」が誰のか分からないじゃないか。
(ある記事ではそれぞれaiko小田和正とされている)