Play Off

千葉ロッテマリーンズが31年ぶりのリーグ優勝を決めた。
福岡ソフトバンクホークスは攻守の大黒柱である城島健司を怪我で欠き、
いい試合をしていたものの、結果的に配球ミスが響いて逆転負けを喫した。


プレーオフ制には問題というか納得しづらい点は色々ある。
ソフトバンクは2位に4.5ゲーム差をつけてリーグ戦を制したが、
リーグ優勝はできなかった。
ソフトバンクは昨シーズンもリーグ戦を制しながら優勝できなかった)
半年間戦ってきたリーグ戦は予選で、短期決戦のプレーオフで決まるわけだが、
今回のように偶々中心選手を怪我で欠いてたら相当不利になる。
総合力で一番のチームが優勝できないというシステムが納得できるのかどうか。


また、リーグ戦で5ゲーム差つけていたら1勝した状態からスタートするルールもあって、
もう0.5ゲーム差つけていたらソフトバンクが昨日で優勝を決めていた計算になる。
「5ゲーム差で1勝」というハンデのつけ方が適当かどうかという問題もある。
囲碁や競馬などは長い歴史の中でハンデのつけ方を微調整してきたが、
パ・リーグプレーオフ制になって2シーズン目なので分からない所だ。


松葉杖をついてベンチからロッテの胴上げを見つめる城島の姿に哀愁が漂う。
まあ、ロッテもチャンスをものにして30年間の鬱憤を晴らしたわけで、
ずっとお荷物球団と言われ続けてきたロッテのファンにとっては嬉しい事だろう。