Straight Victories

一昨日も書いたが大相撲、横綱朝青龍と関脇琴欧州が星の数で並び、
ついにこの二人の再戦による優勝決定戦が実現した。
この日、琴欧州大関千代大海に何もさせずにもろ差しで万全の寄り切り。
千秋楽まで朝青龍と星が並びながら負けてしまった先場所とは違う所を見せると、
朝青龍大関栃東を立ち合いの一撃、顔面へのショルダータックルでKOという、
なんとも凄まじい当たりの強さを見せつけた。
琴欧州も以前これを食らってKOされている)


で、優勝決定戦。
その強烈な当たりを避け、左を差そうとする琴欧州の動きを読み、
朝青龍は立ち合いで左に動いてかわすと一気に押し出した。
精神力、力、技、経験、どれをとっても一枚上手の横綱相撲だった。


これで朝青龍は6連覇。
40年ほど前に「巨人・大鵬・卵焼き」と言われ、絶大な人気を誇った大横綱
大鵬が2度成し遂げている大記録に並んだ。
今年は全部合わせても5度しか土がついていない。
この2年間ではたった1度、去年秋場所魁皇にしか賜杯を譲っていない。
ちょっと常識では考えられない圧倒的な強さである。
11月の九州場所前人未到の7連覇、全場所制覇に挑む。
ライバルとなるのはやはり琴欧州しかいないだろうな。