Nuovo Cinema Paradiso

映画通に大人気で、「名画の中の名画」とも言われる「ニュー・シネマ・パラダイス」。
名前だけは知っていたが、昨日テレビで深夜にやっていたので録画して観た。
なるほど、映画が娯楽の王様だった時代、映画に住民の皆が一喜一憂していた時代、
キスシーンも検閲でカットしていた時代、フィルムがよく焼き切れていた時代、
映画にまつわる数々のエピソードを、面白く、また切なく描く演出も巧みだ。
昔からの映画ファンにはたまらないだろう。
自分は映画はそんなに昔から観てるわけでもたくさん観てるわけでもないが、
この作品のそこかしこに漂う映画への愛とノスタルジックな雰囲気は味わえた。
「素晴らしい名画だった」と言いたい所だが、一つ残念な事に、
どう締めくくるのかという所で録画が切れて、ラストシーンが見れなかったのだ。
最後にどんでん返しがあるタイプのものではないので、そんなに被害は甚大ではないが、
結構ショック。
何でテレビ欄に終了時刻が書かれてないのか。
ちゃんと書いてくれよ全く。