Nostalgia

あの「ゲームウォッチ」が復活した。
任天堂がファミリーコンピュータでゲーム業界に一大勢力を築く前に、
その足がかりとなったのが、横井軍平の開発した世界初の携帯ゲーム機、
「ゲーム＆ウォッチ」だ。（ちなみに正式名称に"＆"が入る事は今日初めて知った）
十字キーの発明が画期的で、「ドンキーコング」は世界的なメガヒットを記録した。
「枯れた技術の水平思考」の傑作と言えるだろう。
小学生の頃皆やっていたし、自分も必死に親にねだって買ったような気がする。
当時あった娯楽の中でも抜群に面白かった記憶がある。
名称は「ゲームボーイミクロ」で、カートリッジ式という違いは大きいが、
外観はゲームウォッチそっくり。
何度もリメイクされてきた携帯ゲーム機のシンボル的存在だけど、
任天堂から出たこれはとりわけ懐かしさを覚える。

今はソニーに押され、ゲームキューブやニンテンドーDSが苦戦している任天堂だが、
その透徹したゲーム哲学も、時代に合わなくなってきてるのかなあ・・・。