Furious Battles

熱戦に次ぐ熱戦、激戦に次ぐ激戦。
第88回全国高校野球選手権大会は、早稲田実業西東京)が初優勝を飾った。
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初日、いきなり横浜(神奈川)と大阪桐蔭(大阪)という優勝候補同士の激突。
爽やかな笑顔を残して球場を後にした八重山商工(沖縄)。
9回に球史に残る激しい攻防を見せた帝京(東東京)と智弁和歌山(和歌山)。


大会記録を更新する通算60本ものホームランが象徴するように、
全体的にバッティングのレベルが高い。
多くの高校が、150km/hクラスのボールをもスタンドに放り込む力を持っている。


そしてクライマックスは、延長15回引き分け再試合となった決勝戦
早稲田実業西東京)対駒大苫小牧南北海道)。
切れ味鋭く冷静な投球で打者を切り切り舞いさせる早実斎藤佑樹と、
とんでもない落差の高速スライダーを持つ駒苫田中将大の投げ合いは、
非常にレベルが高く、見応えがあった。
この面白さをプロ野球は見習うといい。