Summons of the Witness

阪神大震災から丸11年の今日、耐震データ偽造事件について、
ヒューザー小嶋進社長の証人喚問が行われたが、
ほとんどの質問に「刑事訴追の恐れがある」として証言拒否を重ねた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/taishin/news/20060118k0000m040102000c.html
唯一、ポスト小泉の最有力候補である安倍晋三官房長官の秘書に相談したと証言したのは、
少しでも矛先を他に向けさせようという意図がありあり。
まあ、小嶋が良心的な答弁をするわけないのは分かっていた。


不思議なのは「証人喚問」というシステム。
真実を究明するのは結局裁判所でやるわけで、なぜ国会議員が尋問するのかという事。
裁判より即効性があり、カメラも入れるのでセンセーショナルに使われるが、
それぐらいしか価値が無いように思える。
そして、センセーショナリズムなんてのはロクでもない。