Knock Out

K-1グランプリ2005決勝大会。
八百長とまでは言わないが、日本人有利な判定は明らかにK-1をつまらなくしている。


ジェロム・レ・バンナに勝利したピーター・アーツだが、実は肋骨を骨折していた。怖っ。
代わりにリザーバーのグラウベ・フェイトーザが2回戦へ出場し、武蔵に余裕の勝利。
判定狙いな武蔵のヘボい試合をこれ以上見なくて済んだ。GJ。


そして決勝の相手はセーム・シュルト
212cmの超人的な肉体に大道塾王者、パンクラス王者の実力を併せ持つ。でけー。
PRIDEではいまいち勝ててないが、立ち技オンリーのK-1なら体格差が物を言う。
結果、シュルトの立ち膝がなんとフェイトーザの顔面まで届き、一撃で失神KO。強っ。
気絶してロープに首がかかった姿は衝撃的。「・・・生きてるか?」って感じ。


フェイトーザだって193cmの巨漢だぞ。
長いリーチで首相撲されて視界の外から膝蹴りって、防げるわけないだろ。
ヘビー級の上の階級が必要になるかと思うくらい常軌を逸した強さ。
1回戦、シュルトと打ち合って3R立っていられたレイ・セフォーが褒め称えられるほどだ。
どうしたもんかこれ。
「逃げまくって判定」以外の方法では誰も勝てないよ。
でも、ちゃんと闘わせて欲しいね。