Maternal Line

首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が、
今月中に女性・女系天皇を容認する最終報告書をまとめる予定で、
あっちこっちで異論・反論・オブジェクションが噴出している様子。


歴史の授業では推古天皇持統天皇などの女性天皇がいたと習ったので、
何で今頃こんな事が議論になるのか不思議だったが、
ちょっと調べてみると、女性天皇ではなく女系天皇が問題らしい。
皇太子徳仁親王が第一皇位継承者、次に文仁親王
で、眞子内親王佳子内親王愛子内親王と続くはず(この際順番はどうでもいい)。
法律で「天皇は男性」と決められてるけど、それはさすがに維持する意味は無く、
その後、内親王(=女性)の子供が皇位継承する事になるっぽいので女系になる。
これが、初代神武天皇から今上天皇まで125代に渡って一度も無かった事だそうな。


だからどうした?って自分なんかは思うんだけど、
まあ、世の中の特に右寄りに歩いてる人にとっては大問題らしい。
万世一系がどうのY染色体がどうの、果ては国体がどうのと言い出す始末。
イギリスみたいに本当に王様が庶民的になって、
不倫だ離婚だ再婚だってなったら目が覚めるんかな。


ちなみに、別に公的な文書じゃないので「眞子」とか呼び捨てにしてもいいんだけど、
(「内親王」も別に尊称ではないんだけど)
呼び捨てだとなんかすっごい個人的な親しみを込めまくってるように見えて、
やりにくい事に気付いた。
眞子内親王もかつては美少女として話題になっただけに。