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今日の将棋NHK杯は見応えがあった。
将棋の内容は、まあ、どうでもいいんだけど解説が面白い。
初代竜王の実力者、島朗八段と対局するのは千葉幸生五段。
司会を務める千葉涼子女流王将の旦那である。
NHK杯でも師匠が弟子の対局の解説者となる事はよくあるが、
妻が夫の仕事を実況するのはここぐらいのもんだろう。
もちろん、お堅いNHKの教養番組であるから中立でなければならないのだが、
千葉五段が秒読みギリギリで指して時間切れしそうになると「うわあ」と悲鳴を上げるわ、
「ヒヤヒヤしますね、妻としては」などと発言するわ、相変わらずの傍若無人な司会ぶり。
結果は島八段が空気を読んで（？）千葉五段の勝利。
この微妙な解説がもう一度見られる事だろう。