Variety Program

いかりや長介一周忌特番を見たが、やはりドリフは面白かった。
子供の頃夢中になったわけだ。
これに匹敵するのは「夢で逢えたら」ぐらいのもんか。
そっからシュール系が流行って、「洗練されたベタな笑い」が失われてきた気もする。
今の若手芸人も個性的でネタも面白く、技術的なレベルは高いんだろうけど、
懐の深さ、器の大きさというのがなかなか感じられない。


テレビというメディア自体の衰えから、視聴者層が分散され、
数字を取るにはF1層に特化せざるを得ないという状況もある。
しかし、本当に面白いものを作れば数字は後から付いてくるという「信念」が、
結局は足りてないという事ではないだろうか。
信念と情熱で、スタッフもスポンサーも動かしていくぐらいじゃないと、
視聴者まで動かす事はできないのかもしれない。


スポンサーに関しては、視聴者が番組ごとに株を買うコンテンツファンドが広まったら、
結構良さそうな気がするんだが。